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代謝

  • 2024年6月16日
  • 2024年6月18日
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【研修医必見!】初めての脂質異常症診療

脂質異常症とは   定義と病態生理  脂質異常症とは、血液中の脂質濃度に異常があることを言います。脂質には ・LDL(Low Density Lipoprotein)コレステロール ・HDL(High Density Lipoprotein)コレステロール ・中性脂肪(triglycerides) […]

  • 2024年5月26日
  • 2024年6月18日
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【研修医必見!】初めての糖尿病診療

 さて、前回のシン・高血圧総論に引き続き、糖尿病総論を全面改訂してみました。いやー、返す返すも初期の頃の記事はクオリティが低くてお恥ずかしいです…。   定義と病態生理    糖尿病標準診療マニュアル1)によれば、糖尿病とは、「インスリン作用不足による慢性の高血糖状態を主徴とする代謝症候群」と定義さ […]

  • 2024年5月16日
  • 2024年5月16日
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膵島関連自己抗体

膵島関連自己抗体とは     膵島関連自己抗体とは、膵β細胞を抗原とする自己抗体の一群です。主に以下の4種類が知られています。 ・グルタミン酸脱炭酸酵素(GAD)抗体 ・Insulinoma-associated antigen-2(IA-2)抗体 ・亜鉛輸送担体8(ZnT8)抗体 ・インスリン自己 […]

  • 2024年3月19日
  • 2024年3月19日
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骨粗鬆症治療薬ごとの効力の違いはどのくらい?

はじめに   骨粗鬆症の治療薬にはビスホスホネート(BP)製剤、SERM、抗RANKL抗体、テリパラチド、ロモソズマブと、複数の選択肢があります。本ブログの初期にも記事を書きましたが、薬剤ごとに作用機序、椎体骨折/大腿骨骨折予防のエビデンス、副作用、薬価といった複数の要素を検討し、患者さんにとって最 […]

  • 2024年3月16日
  • 2024年3月16日
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スタチンで脳出血は増加するのか?

はじめに   スタチンは高LDL-C血症に対する1st choiceであり、アテローム血栓性脳梗塞、虚血性心疾患の一次予防、二次予防として頻用されている薬剤です。その副作用として筋関連の有害事象はよく知られていると思いますが、実はスタチンが脳出血を増やす可能性があるとされています。   以前から疫学 […]

  • 2024年2月12日
  • 2024年2月12日
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HDLコレステロールの意義

脂質異常症については下記の記事もご参考ください。 脂質異常症   HDLコレステロールとは   まず、コレステロールを中心とした脂質代謝を概説します。   小腸の上皮細胞から吸収された中性脂肪、コレステロールはリポ蛋白にくるまれて輸送されます。カイロミクロンは腸細胞から産生され、リンパ管に分泌された […]

  • 2024年2月11日
  • 2024年2月11日
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インスリン製剤について

2型糖尿病は基本的に経口血糖降下薬+GLP受容体アゴニストの注射製剤で治療を行いますが、中にはインスリンが必要となる患者さんもいらっしゃいます。今回の記事では、一般内科として必要なインスリンに関する知識についてまとめていきます。 インスリンの基本   生体において、インスリンは血糖値を下げる唯一のホ […]

  • 2023年12月26日
  • 2023年12月26日
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腎血管性高血圧

病態   腎血管性高血圧の病態 腎血管性高血圧は腎動脈の狭窄あるいは閉塞による二次性高血圧であり、治療抵抗性高血圧や腎機能障害の原因疾患としても重要です。   腎動脈の狭窄があると腎灌流圧が低下し、傍糸球体細胞からのレニン分泌が増加します。増加したレニンがアンギオテンシン産生、アルドステロン分泌を促 […]

  • 2023年12月13日
  • 2023年12月13日
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原発性アルドステロン症

原発性アルドステロン症とは、副腎からの自律性アルドステロン過剰分泌により高血圧を呈する疾患であり、代表的な二次性高血圧です。一般的に想像されている以上に有病率が高いとされており、プライマリケアの場面では押さえておくべき疾患の一つといえます。今回は、そんな原発性アルドステロン症について、本邦のガイドラ […]

  • 2023年11月10日
  • 2023年11月12日
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グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症(GIOP)

副腎皮質から分泌されるグルココルチコイドはホメオスタシスを維持する内在性ホルモンです。 合成グルココルチコイドは強力な抗炎症作用と免疫抑制作用を有し、膠原病など幅広い領域の多様な疾患の治療に使用されます。 近年は副作用の観点からできるだけグルココルチコイドを使用しない、steroid sparing […]