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  • 2023年2月2日
  • 2023年2月3日
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前皮神経絞扼症候群(ACNES)

前皮神経絞扼症候群とは 病態 前皮神経絞扼症候群(ACNES:anterior cutaneous nerve entrapment syndrome)は腹壁に分布している感覚神経の絞扼によって引き起こされます。T7-12の感覚神経は、腹直筋鞘を外側へと直角に走行し、上層の腱膜に達するとさらに直角に […]

  • 2023年2月1日
  • 2023年2月1日
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頚椎症

頚椎症とは 頚椎症は頸椎の加齢変性とともに発症するため、中高年に多い疾患です。頚椎症は神経根症と脊髄症の2つが知られていますが、頸部神経根症は40-60歳代、頸椎症性脊髄症は70歳代が平均発症年齢とされています。 神経根症は椎間板ヘルニアや椎間板の傍流、骨棘などによって神経根が椎間孔にて圧迫されて発 […]

  • 2023年2月1日
  • 2023年2月1日
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手根管症候群

手根管症候群とは 解剖 正中神経は外側神経束の内側枝と内側神経束の外側枝が腋窩動脈の前面で合し、正中神経となります。「上腕内側→肘窩→(前骨間神経を分枝として出す)→前腕→(掌枝をだす)→手根管→手」を走行します(下図参照)。正中神経の掌枝は手根管に入る前に分枝し、手掌母指球周囲の感覚を担います。 […]

  • 2023年1月31日
  • 2023年1月31日
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しびれの総論

日常診療で「しびれ」を主訴に外来を受診される患者さんは少なくありません。一方で、非神経内科医の多くはこの「しびれ」に対して苦手意識を持っています。かくいう私も「しびれ」が苦手ですし、なんなら神経内科分野自体が得意ではありません。しびれ=とりあえずメチコバール!とならないよう、自戒の念を込めつつ、非神 […]

  • 2023年1月30日
  • 2023年1月30日
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心房細動②

抗凝固療法 〇CHADS2スコアとHAS-BLEDスコア 心房細動では収縮力の低下した左房内に血栓が形成され、脳塞栓等の塞栓症を引き起こすことが問題となってきます。そのため、抗凝固薬の適応を判断していく必要があります。1990年代に行われたプラセボとワーファリンを比較した試験のメタ解析では、ワーファ […]

  • 2023年1月29日
  • 2023年1月29日
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心房細動①

心房細動とは 〇疫学 心房細動(Af)は実臨床で遭遇する最もコモンな不整脈といえます。有病率は年齢が進むにつれて上昇し、70歳代では男性 3.44%、女性 1.12%、80歳代では男性 4.43%、女性 2.19%とされています。現時点では約100万人(120人に1人)がAfを有していると推計されて […]

  • 2023年1月29日
  • 2023年1月29日
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汎血球減少

汎血球減少とは 汎血球減少とは赤血球、白血球、血小板のすべての末梢血系統の減少を指します。ただし、汎血球減少を引き起こす多くの疾患は2系統のみの血球減少を引き起こす可能性があるため、こちらも汎血球減少と同様のアプローチを行うことになります。以下、それぞれの血球減少についての定義です。 ・赤血球:女性 […]

  • 2023年1月28日
  • 2023年1月28日
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リンパ節腫脹

リンパ節腫脹とは 〇定義 リンパ節腫脹は通常サイズが1cmを超える場合を指します。ただし、鎖骨上、膝窩、腸骨、滑車上の場合は5mm以上を異常と取ります。リンパ節が硬かったり、潰れている場合は悪性を示唆する場合があります。 プライマリケアの場面では、原因不明のリンパ節腫脹に対し、悪性腫瘍に関連するのは […]

  • 2023年1月28日
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Bartonella感染症

Bartonellaとは 〇微生物学的特徴 Bartonella属は宿主の赤血球に寄生し、長期の菌血症を引き起こす細胞内寄生菌です。Gram陰性菌ですがGram染色で染色されにくく、Warthin-Starry染色など鍍銀染色で黒く染色されます。 成長が遅いため、培養で検出されるまで7日間以上かかる […]

  • 2023年1月27日
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血小板減少

血小板減少とは 〇定義 血小板減少は血小板数<15万/μLもしくは基礎値より50%以上の減少とされます。 ただし、10-15万/μLで長期間安定している場合、必ずしも病的とは限りません。単に絶対値を見るのではなく、“どのくらいの経過で血小板が減少しているのか”という時間軸を含んだ考え方をするこ […]