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  • 2022年11月12日
  • 2023年1月26日
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尿路結石のフォローはどうする?

先日研修医の先生から質問を頂いた際に調べた内容です。あまり深く考えたことがなかったので興味深く勉強させて頂きました。 尿路結石とは 〇疫学 日本人の7%で認められ、年間発症率1.38/1000とcommonな疾患です。結石にはシュウ酸カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸アンモニウムマグネシウム、尿酸 […]

  • 2022年11月3日
  • 2024年2月12日
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脂質異常症

今回は脂質異常症に関するまとめです。実は私も高LDL-C血症に対し薬物治療中の身です。本当に他人事ではないので、特に力を入れて勉強してみようと思います^^; 脂質代謝について  小腸の上皮細胞から吸収された中性脂肪、コレステロールはリポ蛋白にくるまれて輸送されます。カイロミクロンは腸細胞から産生され […]

  • 2022年10月29日
  • 2023年1月26日
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本態性高血圧について

高血圧の定義 高血圧の基準は診察室血圧で140/90mmHg以上、家庭血圧で135/85mmHg以上となっています。 以下、本邦のガイドラインを参考に細かい定義を表にまとめます。  ちなみに、米国のACC/AHAガイドライン2017では収縮期血圧130mmHg以上または拡張期血圧が80mmHg以上を […]

  • 2022年10月27日
  • 2023年1月26日
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GLP-1受容体アゴニスト

GLP-1受容体アゴニストの作用機序 グルカゴン様ぺプチド(GLP-1)およびグルコース依存性インスリン分泌促進性ポリペプチド(GIP)は食事の摂取に伴い分泌されるホルモンで、総称してインクレチンと呼ばれます。主な作用として膵β細胞に作用し、グルコース依存性にインスリン分泌を促します。また、胃内容物 […]

  • 2022年10月25日
  • 2023年1月26日
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サルモネラ感染症

Salmonellaの分類学 ・Salmonellaの分類は煩雑であり、専門外の人間には正直使いにくい。 ・臨床的には宿主特異性とでもいうべき性質により3つの型に分類するほうが理解しやすい。 ①臨床的にはヒトのみに感染する型(S.Typhi、S.Paratyphi) ➁ほとんど動物に感染するが、例外 […]

  • 2022年10月25日
  • 2023年1月26日
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感染性腸炎 総論

今回は感染性腸炎の総論です。腸炎というとどうしてもゴミ箱診断になってしまいがちで、雑に扱われてしまうことが多々ある疾患群です。一度ここでしっかり勉強しておこうと思い、まとめてみました。 概論 〇大腸型と小腸型 ・感染性腸炎はその病態として「大腸型=腸管粘膜障害」、「小腸型=毒素による腸管分泌促進型」 […]

  • 2022年10月20日
  • 2024年2月11日
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クリプトコッカス感染症

後に引けないよう先に宣言させて頂くと、この度3年目の際に学会発表させて頂いた症例でcase reportを作成することになりました。可能であれば英文誌への掲載を目指すつもりです。果たして自分にできるのでしょうか・・・。 その症例が播種性クリプトコッカス症でしたので、今回はクリプトコッカス感染症全般に […]

  • 2022年10月19日
  • 2023年1月26日
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SGLT2阻害薬

SGLT2阻害薬の作用機序 Sodium glucose cotransporter 2(SGLT2)は近位尿細管に発現しており、尿糖の90%を再吸収しています。SGLT2阻害薬はこのSGLT2を阻害し、尿中に糖を排泄することで血糖降下作用を示します。 SGLT2阻害薬の種類 本邦では以下の6種類の […]

  • 2022年10月16日
  • 2023年1月26日
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起立性低血圧

先日、外来で起立性低血圧の患者さんを診察しました。診察法や鑑別など、自信を持って診療ができなかったため、ここに勉強した内容をまとめようと思います。 病態生理 立位をとると、重力により500-1000mlもの血液が下肢に移動します。健常人では、頸動脈小体、大動脈小体といった圧受容器(舌咽神経と迷走神経 […]

  • 2022年10月13日
  • 2023年1月26日
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SU(スルホニルウレア)剤

本日はSU剤についてのまとめです。私個人としては処方したことがなく、記憶にあるのはSU剤内服中の患者さんが低血糖で搬送されて緊急入院・・・という研修医の時の経験のみです笑 もちろん低血糖のリスクはある薬剤ですが、今回は活躍できる場面にもfocusしつつまとめていきたいと思います。 SU剤の作用機序 […]