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  • 2022年10月27日
  • 2023年1月26日
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GLP-1受容体アゴニスト

GLP-1受容体アゴニストの作用機序 グルカゴン様ぺプチド(GLP-1)およびグルコース依存性インスリン分泌促進性ポリペプチド(GIP)は食事の摂取に伴い分泌されるホルモンで、総称してインクレチンと呼ばれます。主な作用として膵β細胞に作用し、グルコース依存性にインスリン分泌を促します。また、胃内容物 […]

  • 2022年10月25日
  • 2023年1月26日
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サルモネラ感染症

Salmonellaの分類学 ・Salmonellaの分類は煩雑であり、専門外の人間には正直使いにくい。 ・臨床的には宿主特異性とでもいうべき性質により3つの型に分類するほうが理解しやすい。 ①臨床的にはヒトのみに感染する型(S.Typhi、S.Paratyphi) ➁ほとんど動物に感染するが、例外 […]

  • 2022年10月25日
  • 2023年1月26日
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感染性腸炎 総論

今回は感染性腸炎の総論です。腸炎というとどうしてもゴミ箱診断になってしまいがちで、雑に扱われてしまうことが多々ある疾患群です。一度ここでしっかり勉強しておこうと思い、まとめてみました。 概論 〇大腸型と小腸型 ・感染性腸炎はその病態として「大腸型=腸管粘膜障害」、「小腸型=毒素による腸管分泌促進型」 […]

  • 2022年10月20日
  • 2024年2月11日
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クリプトコッカス感染症

後に引けないよう先に宣言させて頂くと、この度3年目の際に学会発表させて頂いた症例でcase reportを作成することになりました。可能であれば英文誌への掲載を目指すつもりです。果たして自分にできるのでしょうか・・・。 その症例が播種性クリプトコッカス症でしたので、今回はクリプトコッカス感染症全般に […]

  • 2022年10月19日
  • 2023年1月26日
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SGLT2阻害薬

SGLT2阻害薬の作用機序 Sodium glucose cotransporter 2(SGLT2)は近位尿細管に発現しており、尿糖の90%を再吸収しています。SGLT2阻害薬はこのSGLT2を阻害し、尿中に糖を排泄することで血糖降下作用を示します。 SGLT2阻害薬の種類 本邦では以下の6種類の […]

  • 2022年10月16日
  • 2023年1月26日
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起立性低血圧

先日、外来で起立性低血圧の患者さんを診察しました。診察法や鑑別など、自信を持って診療ができなかったため、ここに勉強した内容をまとめようと思います。 病態生理 立位をとると、重力により500-1000mlもの血液が下肢に移動します。健常人では、頸動脈小体、大動脈小体といった圧受容器(舌咽神経と迷走神経 […]

  • 2022年10月13日
  • 2023年1月26日
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SU(スルホニルウレア)剤

本日はSU剤についてのまとめです。私個人としては処方したことがなく、記憶にあるのはSU剤内服中の患者さんが低血糖で搬送されて緊急入院・・・という研修医の時の経験のみです笑 もちろん低血糖のリスクはある薬剤ですが、今回は活躍できる場面にもfocusしつつまとめていきたいと思います。 SU剤の作用機序 […]

  • 2022年10月12日
  • 2023年1月26日
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レジオネラ症

皆さんはレジオネラ症と聞いてどういったことを連想するでしょうか?非定型肺炎、ヒメネス染色、比較的徐脈など・・・、色々あると思います。個人的には細菌性肺炎の診療をするとき、最も失念してはならない疾患であると考えています。なぜかと言えば、レジオネラ症は重症度が高い上、初手の抗菌薬選択で外してしまうことが […]

  • 2022年10月9日
  • 2023年1月26日
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DPP-4阻害薬

「経口血糖降下薬の中でも、DPP-4阻害薬だけは新規処方したことがある!」 そんな研修医の先生が多いのではないでしょうか?確かにDPP-4阻害薬は比較的使用しやすく、基礎疾患がある方にも処方できるので、入院中の血糖コントロールのために頻用される薬剤です。ただし、糖尿病診療における第一選択薬ではないこ […]

  • 2022年10月8日
  • 2023年1月26日
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ビグアナイド系(メトホルミン)

経口血糖降下薬の第一弾は不動のNo.1、ビグアナイド系のメトホルミンです。私もメトホルミンは頻繁に使用するのですが、そのエビデンスをしっかりと調べたことはありませんでした。ここに勉強したことをまとめてみたいと思います。 メトホルミンの作用機序 メトホルミンは肝臓での糖新生を阻害することで肝臓のグルコ […]