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  • 2023年3月9日
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浮腫

病態 人体では体重の60%が水分となりますが、そのうち細胞内液が40%、細胞外液が20%を占めます。細胞外液はさらに血漿と間質液に分けられます。このうち血漿のみが心血管系の圧受容体や中枢の浸透圧受容体から、レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系とバソプレシンを介して水分コントロールがなされていま […]

  • 2023年3月4日
  • 2023年3月4日
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急性冠症候群(ACS)

急性冠症候群(ACS)とは 急性冠症候群(ACS)とは、冠動脈粥腫(プラーク)の破綻とそれに伴う血栓形成により、冠動脈内腔が急速に狭窄、閉塞し、心筋が虚血、壊死に陥る病態を示す症候群と定義されます。 ACSは以下の3つに大きく分類されます。 ・ST上昇型心筋梗塞(ST elevation myoca […]

  • 2023年2月26日
  • 2023年2月26日
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赤沈値の意義

検査の原理 血液に抗凝固剤を加えて凝固しないように放置すると、やがて赤血球が試験管底に沈み、血漿の一部が上方に分離されてきます。この現象を赤血球沈降現象または赤沈(erythrocyte sedimentation)と呼び、一定の条件下で赤沈の起こり方を見たのが赤血球沈降速度または赤沈値(eryth […]

  • 2023年2月23日
  • 2023年2月23日
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腎盂腎炎

定義 尿路感染症とは 「尿路感染症(UTI)」という用語はかなり曖昧な表現で、しっかりと意味を理解して使う必要があります。私は尿路感染症を感染の部位から膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎の3つに分類して考えるようにしています。このいずれに該当するかによって治療方針が大きく異なるため、用語の使い分けに十分注意 […]

  • 2023年2月22日
  • 2023年2月22日
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潜在性結核(Latent Tuberculosis Infection)

潜在性結核とは 潜在性結核(Latent Tuberculosis Infection:LTBI)とは、結核菌による感染は成立していますが、発病していない状態をいいます。大部分の患者さんは発病せずに一生を終えますが、一部は活動性結核に移行します。潜在性結核の治療目的は、体内に生きて潜んでいる結核菌を […]

  • 2023年2月21日
  • 2023年2月21日
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肺結核

結核については下記の記事も参照ください。 病態 感染の成立 結核の感染は、肺結核患者が咳をしたときに飛び散る飛沫中の結核菌を吸い込むことで起こります。いわゆる空気感染の様式をとります。 肺胞マクロファージに貪食された結核菌はその細胞内でリソゾーム酵素の殺菌作用を受けますが、生き延びた菌は肺のリンパ路 […]

  • 2023年2月17日
  • 2023年2月21日
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結核性胸膜炎

結核性胸膜炎とは 疫学 結核性胸膜炎は肺外結核の中で最も頻度が高く、本邦では半数以上を占めています(次点は結核性リンパ節炎)。成人ではほとんどが二次結核として結核性胸膜炎を発症するため、免疫の低下した高齢者で発症することが多いです。 病態 結核性胸膜炎には肺結核が先行していることがほとんどと考えられ […]

  • 2023年2月15日
  • 2023年2月15日
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高カルシウム血症

Ca代謝について Caは99%が骨に存在していますが、それ以外に平滑筋の収縮、神経伝達、心筋の刺激伝導、血液凝固など、種々の重要な働きをしている電解質です。 Ca代謝にとって重要なホルモンとして、PTH(副甲状腺ホルモン)と活性型ビタミンDがあります。 PTHは、 ①骨吸収しCaを血中に動員 ➁ビタ […]

  • 2023年2月14日
  • 2023年2月14日
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急性膵炎

病態 急性膵炎は何らかの原因で膵臓に炎症が起こり、心窩部痛と血中膵酵素の上昇などをきたす疾患です。 膵臓にはインスリンなどの内分泌機能とタンパク質分解酵素であるトリプシンなどの外分泌機能があります。急性膵炎では、胆石やアルコールといった刺激を契機に膵臓組織内でタンパク質分解酵素の活性化が起こり、自己 […]

  • 2023年2月12日
  • 2023年2月12日
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胆石症

総論 胆石の種類 胆石は主にコレステロール結石、ビリルビンカルシウム結石、黒色結石の3種類に大別できます。 コレステロール結石は最も頻度の高い結石であり、胆汁中のコレステロール過飽和、結晶化、胆嚢収縮能の低下が形成に関与しています。 ビリルビンカルシウム結石は胆道感染が原因です。胆管狭窄や傍乳頭憩室 […]