注目キーワード
  1. 高血圧
  2. 骨粗鬆症
  3. 糖尿病
CATEGORY

感染症

  • 2024年12月9日
  • 2024年12月9日
  • 0件

Mycoplasma pneumoniae感染症

Mycoplasma pneumoniaeとは    「Mycoplasma」とは、細菌のMollicutes綱に属するあらゆる生物を指すのに広く使用される用語です。最近はその中でもMycoplasma目に属する生物に限定して用いられるようになってきていますが、専門家によって定義が異なるため、用語の […]

  • 2024年7月9日
  • 2024年7月9日
  • 0件

IGRA陰性をもって活動性結核を除外してはいけない!!

   皆様はインターフェロンγ遊離試験(IGRA)という検査をご存じでしょうか?T-SPOTだとか、クオンティフェロンだとか呼ばれている、あの検査です。誰もが結核を疑った際に、一度は提出した経験がある方も多いのではないでしょうか。  IGRAは、接触者検診や潜在性結核感染症(LTBI)の診断に大変有 […]

  • 2024年2月28日
  • 2024年2月28日
  • 0件

伝染性単核球症

伝染性単核球症とその歴史   伝染性単核球症(infectious mononucleosis:IM)は、思春期から若年青年層に好発し、大部分がEpstein-Barrウィルス(EBV)の初感染によっておこる、発熱、咽頭痛、リンパ節腫脹を特徴とする感染症の一種です。頻度は低いですが、EBV以外にも、 […]

  • 2024年1月4日
  • 2024年1月5日
  • 0件

肺膿瘍

病態・疫学 肺膿瘍は微生物感染によって肺実質が液状に壊死し、膿を含んだ空洞を形成する疾患と定義されます。 同じ呼吸器系の膿瘍疾患として、肺膿瘍と膿胸が混同されることが散見されます。肺膿瘍は肺実質内を、膿胸は肺実質外(胸腔内)を病変の首座としています。当然背景疾患や治療も異なってくるため、全く別の疾患 […]

  • 2023年12月9日
  • 2023年12月10日
  • 0件

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹については下記の記事もご参照ください。 帯状疱疹の疫学 帯状疱疹は非常にコモンな疾患であり、85歳までに約半数の人が経験するとされています。 世界全体で帯状疱疹は増加傾向であるといわれており、例えば1997-2017年に行われた宮崎県からの報告では、1997年には3.5人/1000人・年であ […]

  • 2023年12月1日
  • 2023年12月1日
  • 1件

帯状疱疹

病態   帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウィルス(Varicella-Zoster Virus:VZV)によって引き起こされる疾患の一つです。VZVの一次感染はいわゆる水痘であり、主に小児期に問題となります。   VZVが初感染を起こした際、一過性にウィルス血症を生じます。この際、皮膚の神経終末を通じてウ […]

  • 2023年10月18日
  • 2023年11月5日
  • 0件

肺炎随伴性胸水/膿胸

肺炎随伴性胸水/膿胸とは 肺炎に伴って生じる胸水を、読んで字のごとく肺炎随伴性胸水と呼称します。肺炎随伴性胸水は肺胞領域の感染によって貯留した肺間質液が、炎症性サイトカインの影響で臓側胸膜を越えて胸腔に貯留したものです。 基本的には血管透過性の亢進による浸出液であるため、大部分では胸水に細菌は存在し […]

  • 2023年10月9日
  • 0件

胸水の評価

胸水の病態生理 下図のように、臓側胸膜と壁側胸膜に挟まれた空間を胸膜腔と呼称します。 呼吸で肺が膨張と虚脱をするとき、肺は胸腔内を滑るように動きますが、この際の潤滑油として働くのが胸水です。胸水は主に壁側胸膜から産生され、壁側胸膜のリンパ管によって回収されて循環しています。正常では胸膜腔は非常に狭く […]

  • 2023年2月26日
  • 2023年2月26日
  • 0件

赤沈値の意義

検査の原理 血液に抗凝固剤を加えて凝固しないように放置すると、やがて赤血球が試験管底に沈み、血漿の一部が上方に分離されてきます。この現象を赤血球沈降現象または赤沈(erythrocyte sedimentation)と呼び、一定の条件下で赤沈の起こり方を見たのが赤血球沈降速度または赤沈値(eryth […]

  • 2023年2月23日
  • 2023年2月23日
  • 0件

腎盂腎炎

定義 尿路感染症とは 「尿路感染症(UTI)」という用語はかなり曖昧な表現で、しっかりと意味を理解して使う必要があります。私は尿路感染症を感染の部位から膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎の3つに分類して考えるようにしています。このいずれに該当するかによって治療方針が大きく異なるため、用語の使い分けに十分注意 […]