注目キーワード
  1. 高血圧
  2. 骨粗鬆症
  3. 糖尿病
CATEGORY

代謝

  • 2024年10月27日
  • 2024年10月27日
  • 0件

どのストロングスタチンが最適解なのか?

 スタチンは高LDL-C血症治療のキードラックであり、力価の強さからスタンダードスタチンとストロングスタチンに分類されます。LDL-Cには「lower is better」の原則があるため、一般的にはストロングスタチンが使用される機会が多いです。  ストロングスタチンにはアトルバスタチン、ピタバスタ […]

  • 2024年7月28日
  • 2024年11月17日
  • 0件

【研修医必見!】初めての骨粗鬆症診療

骨粗鬆症とは   定義と病態生理  骨粗鬆症とは、“骨強度”の低下を特徴とし、骨折のリスクが増大する疾患と定義されます。“骨強度”は“骨密度”と“骨質”の2つの要素からなり、その比率は7:3とされてます。“骨質”は微細構造、骨代謝回転、微小骨折、骨組織の石灰化度など、複数の因子で規定されていますが、 […]

  • 2024年6月16日
  • 2024年11月17日
  • 0件

【研修医必見!】初めての脂質異常症診療

脂質異常症とは   定義と病態生理  脂質異常症とは、血液中の脂質濃度に異常があることを言います。脂質には ・LDL(Low Density Lipoprotein)コレステロール ・HDL(High Density Lipoprotein)コレステロール ・中性脂肪(triglycerides) […]

  • 2024年5月26日
  • 2024年11月17日
  • 0件

【研修医必見!】初めての糖尿病診療

 さて、前回のシン・高血圧総論に引き続き、糖尿病総論を全面改訂してみました。いやー、返す返すも初期の頃の記事はクオリティが低くてお恥ずかしいです…。   定義と病態生理    糖尿病標準診療マニュアル1)によれば、糖尿病とは、「インスリン作用不足による慢性の高血糖状態を主徴とする代謝症候群」と定義さ […]

  • 2024年5月16日
  • 2024年5月16日
  • 0件

膵島関連自己抗体

膵島関連自己抗体とは     膵島関連自己抗体とは、膵β細胞を抗原とする自己抗体の一群です。主に以下の4種類が知られています。 ・グルタミン酸脱炭酸酵素(GAD)抗体 ・Insulinoma-associated antigen-2(IA-2)抗体 ・亜鉛輸送担体8(ZnT8)抗体 ・インスリン自己 […]

  • 2024年3月19日
  • 2024年3月19日
  • 0件

骨粗鬆症治療薬ごとの効力の違いはどのくらい?

はじめに   骨粗鬆症の治療薬にはビスホスホネート(BP)製剤、SERM、抗RANKL抗体、テリパラチド、ロモソズマブと、複数の選択肢があります。本ブログの初期にも記事を書きましたが、薬剤ごとに作用機序、椎体骨折/大腿骨骨折予防のエビデンス、副作用、薬価といった複数の要素を検討し、患者さんにとって最 […]

  • 2024年3月16日
  • 2024年3月16日
  • 0件

スタチンで脳出血は増加するのか?

はじめに   スタチンは高LDL-C血症に対する1st choiceであり、アテローム血栓性脳梗塞、虚血性心疾患の一次予防、二次予防として頻用されている薬剤です。その副作用として筋関連の有害事象はよく知られていると思いますが、実はスタチンが脳出血を増やす可能性があるとされています。   以前から疫学 […]

  • 2024年2月12日
  • 2024年2月12日
  • 0件

HDLコレステロールの意義

脂質異常症については下記の記事もご参考ください。 脂質異常症   HDLコレステロールとは   まず、コレステロールを中心とした脂質代謝を概説します。   小腸の上皮細胞から吸収された中性脂肪、コレステロールはリポ蛋白にくるまれて輸送されます。カイロミクロンは腸細胞から産生され、リンパ管に分泌された […]

  • 2024年2月11日
  • 2024年2月11日
  • 0件

インスリン製剤について

2型糖尿病は基本的に経口血糖降下薬+GLP受容体アゴニストの注射製剤で治療を行いますが、中にはインスリンが必要となる患者さんもいらっしゃいます。今回の記事では、一般内科として必要なインスリンに関する知識についてまとめていきます。 インスリンの基本   生体において、インスリンは血糖値を下げる唯一のホ […]

  • 2023年12月26日
  • 2023年12月26日
  • 0件

腎血管性高血圧

病態   腎血管性高血圧の病態 腎血管性高血圧は腎動脈の狭窄あるいは閉塞による二次性高血圧であり、治療抵抗性高血圧や腎機能障害の原因疾患としても重要です。   腎動脈の狭窄があると腎灌流圧が低下し、傍糸球体細胞からのレニン分泌が増加します。増加したレニンがアンギオテンシン産生、アルドステロン分泌を促 […]