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代謝

  • 2023年6月4日
  • 2024年2月12日
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スタチンと筋関連の有害事象

総論 スタチンとは スタチンはHMG-CoA還元酵素阻害薬であり、高LDL-C血症の治療として広く使用されている薬剤です。高LDL-C血症は動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)、つまりは心筋梗塞やアテローム血栓性脳梗塞のリスクであり、これを是正することでそのリスクを低減できることがわかっています。具体 […]

  • 2023年2月15日
  • 2023年2月15日
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高カルシウム血症

Ca代謝について Caは99%が骨に存在していますが、それ以外に平滑筋の収縮、神経伝達、心筋の刺激伝導、血液凝固など、種々の重要な働きをしている電解質です。 Ca代謝にとって重要なホルモンとして、PTH(副甲状腺ホルモン)と活性型ビタミンDがあります。 PTHは、 ①骨吸収しCaを血中に動員 ➁ビタ […]

  • 2023年1月13日
  • 2023年1月26日
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緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)

緩徐進行1型糖尿病の診断基準 緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)の診断基準が改訂されましたので、これを機にSPIDDMについてまとめなおしてみようと思います。 まず、以前の診断基準が以下になります。 そして、改訂された診断基準が以下になります。 ポイントとしては、 ・抗GAD抗体、ICA以外の膵島関 […]

  • 2023年1月7日
  • 2023年1月26日
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高尿酸血症・痛風

高尿酸血症 〇定義 高尿酸血症としての閾値は複数あり、定まっていません。 痛風の生涯リスクを鑑み、尿酸(UA)≧6.0mg/dLがあり、痛風患者におけるUA値の降下目標としても使用されています。 一方、血清中での溶解限界であるUA≧7.0mg/dLを閾値として設定することもあります。 本邦のガイドラ […]

  • 2022年11月3日
  • 2024年2月12日
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脂質異常症

今回は脂質異常症に関するまとめです。実は私も高LDL-C血症に対し薬物治療中の身です。本当に他人事ではないので、特に力を入れて勉強してみようと思います^^; 脂質代謝について  小腸の上皮細胞から吸収された中性脂肪、コレステロールはリポ蛋白にくるまれて輸送されます。カイロミクロンは腸細胞から産生され […]

  • 2022年10月27日
  • 2023年1月26日
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GLP-1受容体アゴニスト

GLP-1受容体アゴニストの作用機序 グルカゴン様ぺプチド(GLP-1)およびグルコース依存性インスリン分泌促進性ポリペプチド(GIP)は食事の摂取に伴い分泌されるホルモンで、総称してインクレチンと呼ばれます。主な作用として膵β細胞に作用し、グルコース依存性にインスリン分泌を促します。また、胃内容物 […]

  • 2022年10月19日
  • 2023年1月26日
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SGLT2阻害薬

SGLT2阻害薬の作用機序 Sodium glucose cotransporter 2(SGLT2)は近位尿細管に発現しており、尿糖の90%を再吸収しています。SGLT2阻害薬はこのSGLT2を阻害し、尿中に糖を排泄することで血糖降下作用を示します。 SGLT2阻害薬の種類 本邦では以下の6種類の […]

  • 2022年10月13日
  • 2023年1月26日
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SU(スルホニルウレア)剤

本日はSU剤についてのまとめです。私個人としては処方したことがなく、記憶にあるのはSU剤内服中の患者さんが低血糖で搬送されて緊急入院・・・という研修医の時の経験のみです笑 もちろん低血糖のリスクはある薬剤ですが、今回は活躍できる場面にもfocusしつつまとめていきたいと思います。 SU剤の作用機序 […]

  • 2022年10月9日
  • 2023年1月26日
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DPP-4阻害薬

「経口血糖降下薬の中でも、DPP-4阻害薬だけは新規処方したことがある!」 そんな研修医の先生が多いのではないでしょうか?確かにDPP-4阻害薬は比較的使用しやすく、基礎疾患がある方にも処方できるので、入院中の血糖コントロールのために頻用される薬剤です。ただし、糖尿病診療における第一選択薬ではないこ […]

  • 2022年10月8日
  • 2023年1月26日
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ビグアナイド系(メトホルミン)

経口血糖降下薬の第一弾は不動のNo.1、ビグアナイド系のメトホルミンです。私もメトホルミンは頻繁に使用するのですが、そのエビデンスをしっかりと調べたことはありませんでした。ここに勉強したことをまとめてみたいと思います。 メトホルミンの作用機序 メトホルミンは肝臓での糖新生を阻害することで肝臓のグルコ […]