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  1. 高血圧
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  • 2022年10月12日
  • 2023年1月26日
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レジオネラ症

皆さんはレジオネラ症と聞いてどういったことを連想するでしょうか?非定型肺炎、ヒメネス染色、比較的徐脈など・・・、色々あると思います。個人的には細菌性肺炎の診療をするとき、最も失念してはならない疾患であると考えています。なぜかと言えば、レジオネラ症は重症度が高い上、初手の抗菌薬選択で外してしまうことが […]

  • 2022年10月9日
  • 2023年1月26日
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DPP-4阻害薬

「経口血糖降下薬の中でも、DPP-4阻害薬だけは新規処方したことがある!」 そんな研修医の先生が多いのではないでしょうか?確かにDPP-4阻害薬は比較的使用しやすく、基礎疾患がある方にも処方できるので、入院中の血糖コントロールのために頻用される薬剤です。ただし、糖尿病診療における第一選択薬ではないこ […]

  • 2022年10月8日
  • 2023年1月26日
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ビグアナイド系(メトホルミン)

経口血糖降下薬の第一弾は不動のNo.1、ビグアナイド系のメトホルミンです。私もメトホルミンは頻繁に使用するのですが、そのエビデンスをしっかりと調べたことはありませんでした。ここに勉強したことをまとめてみたいと思います。 メトホルミンの作用機序 メトホルミンは肝臓での糖新生を阻害することで肝臓のグルコ […]

  • 2022年10月7日
  • 2023年1月26日
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糖尿病総論

外来診療において、動脈硬化疾患である糖尿病、高血圧、脂質異常症の三疾患は避けては通れません。この項では、糖尿病の中でも2型糖尿病にfocusし、総論的な部分をまとめていきたいと思います。 糖尿病の診断 糖尿病は血糖値(空腹時血糖、OGTT2時間値、随時血糖)やHbA1cをもとに診断され、概ね各国で共 […]

  • 2022年10月6日
  • 2023年1月26日
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器質化肺炎について

今回は器質化肺炎についてまとめです。呼吸器診療から離れて久しいのですが、器質化肺炎はたまに外来でも見ることがあります。疑う上で、“抗菌薬で改善しない肺炎”、“陰影の移動する肺炎”、“喀痰の乏しい肺炎”といったところがキーワードになってきます。self limitedな経過を辿る場合もあり、症状が軽い […]

  • 2022年10月3日
  • 2023年1月26日
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感染症の原則②-基本となる細菌群-

感染症の原則①では、感染症のトライアングルについて説明させて頂きました。患者を中心とし、臓器、微生物、抗菌薬の3要素が互いに関与しあっている構図が感染症のトライアングルなのでした。このうち、微生物の知識、理解が抜け落ちていることが多く、感染症診療を正しく行う上での弊害になっていることがよく見受けられ […]

  • 2022年10月1日
  • 2023年1月26日
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カルシトニン製剤

作用機序 カルシトニンは甲状腺C細胞(傍濾胞細胞)より分泌されるペプチドホルモンです。破骨細胞に存在するカルシトニン受容体に作用し、骨吸収を抑制しますが、人体ではその役割は限定的とされています。 カルシトニン製剤の種類 本邦では鮭由来のサケカルシトニン(カルシトラン®)とウナギ由来のエルカトニン(エ […]

  • 2022年10月1日
  • 2023年1月26日
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抗スクレロスチン抗体(ロモソズマブ、イベニティ®)

作用機序 ロモゾズマブ(イベニティ®)はスクレロスチンをターゲットにしたヒト化抗スクレロスチンモノクローナル抗体です。スクレロスチンは骨細胞によって産生される糖タンパク質で、骨芽細胞系細胞においてWntシグナル伝達を抑制することにより、骨芽細胞による骨形成を抑制するとともに破骨細胞による骨吸収を促進 […]

  • 2022年10月1日
  • 2023年9月15日
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副甲状腺ホルモン製剤(テリパラチド、アバロパラチド)

作用機序 副甲状腺ホルモンは副甲状腺から分泌され、カルシウムとリンの恒常性を調節する作用があります。破骨細胞による骨吸収と腎尿細管でのカルシウムを促進し、血清カルシウム濃度を維持します。作用機序からは骨粗鬆症を進行させてしまいそうな感がありますが、間歇的投与ではむしろ骨形成を促進するようで、骨粗鬆症 […]