注目キーワード
  1. 高血圧
  2. 骨粗鬆症
  3. 糖尿病
  • 2022年11月25日
  • 2023年1月26日
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機能性ディスペプシア(FD)

概論 〇機能性ディスペプシア(FD)とは ・我が国のガイドラインでは「症状の原因となる器質的、全身性、代謝性疾患がないのにも関わらず、慢性的に心窩部痛や胃もたれなどの心窩部を中心とする腹部症状を呈する疾患」と定義されている。 ・国際的な診断基準であるRomeⅣ基準では、下記の通り症状を4つに定義して […]

  • 2022年11月23日
  • 2023年1月26日
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甲状腺機能亢進症/甲状腺中毒症

甲状腺機能亢進症/中毒症とは? 〇分類 まず最初に、甲状腺機能亢進症と甲状腺中毒症の違いを押さえておきましょう。 甲状腺からの甲状腺ホルモンの産生、分泌が亢進し、甲状腺ホルモンの血中濃度が過剰に上昇している病態を甲状腺機能亢進症と呼びます。一方、甲状腺での甲状腺ホルモンの産生、分泌の亢進の有無に関わ […]

  • 2022年11月18日
  • 2023年1月26日
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甲状腺ホルモンの生理

甲状腺の解剖と診察法 〇解剖 甲状腺は喉頭と気管上部の前面に張り付くように位置する内分泌器官であり、重さは成人で10-20gです。通常左右2葉からなり、甲状軟骨中部から第5-6気管軟骨の側面に位置します。全体は線維性被膜で包まれ、輪状軟骨や気管軟骨に固着しているため、嚥下に伴い上下に動きます。女性と […]

  • 2022年11月12日
  • 2023年1月26日
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尿路結石のフォローはどうする?

先日研修医の先生から質問を頂いた際に調べた内容です。あまり深く考えたことがなかったので興味深く勉強させて頂きました。 尿路結石とは 〇疫学 日本人の7%で認められ、年間発症率1.38/1000とcommonな疾患です。結石にはシュウ酸カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸アンモニウムマグネシウム、尿酸 […]

  • 2022年11月3日
  • 2024年2月12日
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脂質異常症

今回は脂質異常症に関するまとめです。実は私も高LDL-C血症に対し薬物治療中の身です。本当に他人事ではないので、特に力を入れて勉強してみようと思います^^; 脂質代謝について  小腸の上皮細胞から吸収された中性脂肪、コレステロールはリポ蛋白にくるまれて輸送されます。カイロミクロンは腸細胞から産生され […]

  • 2022年10月29日
  • 2023年1月26日
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本態性高血圧について

高血圧の定義 高血圧の基準は診察室血圧で140/90mmHg以上、家庭血圧で135/85mmHg以上となっています。 以下、本邦のガイドラインを参考に細かい定義を表にまとめます。  ちなみに、米国のACC/AHAガイドライン2017では収縮期血圧130mmHg以上または拡張期血圧が80mmHg以上を […]

  • 2022年10月27日
  • 2023年1月26日
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GLP-1受容体アゴニスト

GLP-1受容体アゴニストの作用機序 グルカゴン様ぺプチド(GLP-1)およびグルコース依存性インスリン分泌促進性ポリペプチド(GIP)は食事の摂取に伴い分泌されるホルモンで、総称してインクレチンと呼ばれます。主な作用として膵β細胞に作用し、グルコース依存性にインスリン分泌を促します。また、胃内容物 […]

  • 2022年10月25日
  • 2023年1月26日
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サルモネラ感染症

Salmonellaの分類学 ・Salmonellaの分類は煩雑であり、専門外の人間には正直使いにくい。 ・臨床的には宿主特異性とでもいうべき性質により3つの型に分類するほうが理解しやすい。 ①臨床的にはヒトのみに感染する型(S.Typhi、S.Paratyphi) ➁ほとんど動物に感染するが、例外 […]

  • 2022年10月25日
  • 2023年1月26日
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感染性腸炎 総論

今回は感染性腸炎の総論です。腸炎というとどうしてもゴミ箱診断になってしまいがちで、雑に扱われてしまうことが多々ある疾患群です。一度ここでしっかり勉強しておこうと思い、まとめてみました。 概論 〇大腸型と小腸型 ・感染性腸炎はその病態として「大腸型=腸管粘膜障害」、「小腸型=毒素による腸管分泌促進型」 […]

  • 2022年10月20日
  • 2024年2月11日
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クリプトコッカス感染症

後に引けないよう先に宣言させて頂くと、この度3年目の際に学会発表させて頂いた症例でcase reportを作成することになりました。可能であれば英文誌への掲載を目指すつもりです。果たして自分にできるのでしょうか・・・。 その症例が播種性クリプトコッカス症でしたので、今回はクリプトコッカス感染症全般に […]