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  • 2022年10月1日
  • 2023年9月15日
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選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)

作用機序 SERMは選択的エストロゲン受容体モジュレーターの略であり、骨粗鬆症に用いられる薬剤です。そもそもの話ですが、健常人ではエストロゲンは破骨細胞への分化を抑制し、骨代謝の一翼を担っています。女性の場合、閉経によりエストロゲンの分泌が低下してしまい、破骨細胞への抑制がとれて骨吸収が優位となるた […]

  • 2022年9月30日
  • 2023年1月26日
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感染症の原則①-感染症のトライアングル-

昨今は研修医の3大必修分野として「感染症」、「輸液」、「救急」と呼ばれる程、若手に対する感染症教育は充実してきています。私も初期研修の際、幸運にも感染症の大家である青木眞先生のレクチャーを受けることができたのですが、それがきっかけとなって感染症の分野、特に細菌感染症の分野には強い興味を持つようになり […]

  • 2022年9月28日
  • 2023年9月15日
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抗RANKL抗体(デノズマブ、プラリア®)

作用機序 抗RANKL抗体は骨粗鬆症診療において、個人的にはBP製剤に次いで使用頻度の高い薬剤です。RANKLはreceptor activator for nuclear factor κ-B ligandの略になります。RANKLは骨芽細胞に発現しており、前破骨細胞側のRANKと結合することで前 […]

  • 2022年9月28日
  • 2023年9月15日
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カルシウム製剤とビタミンD製剤

カルシウムとビタミンD代謝 ざっくりカルシウムとビタミンDの代謝をまとめると上図のようになります。Caは腸管での吸収・排泄、腎での排泄、そして骨への沈着・放出のバランスにより調整されています。 腸管:1,25(OH)2D3がCa吸収を促進(PTHは1,25(OH)2D3の生成を促進し、間接的に関与) […]

  • 2022年9月27日
  • 2023年9月15日
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BP(ビスホスホネート)製剤

作用機序 ビスホスホネート製剤(以下、BP製剤)は骨粗鬆症の要となる薬剤です。2個のホスホン酸アニオン基を持っていることが名前の由来であるそうです。体内に取り込まれると骨に沈着し、破骨細胞に取り込まれます。BP製剤を取り込んだ破骨細胞はアポトーシスに至り、骨吸収作用が抑制されることで効果を発揮します […]

  • 2022年9月27日
  • 2023年1月26日
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骨粗鬆症の治療薬・総論

前回の投稿で骨粗鬆症の病態、評価法など、基本的な部分をまとめました。今回からいよいよ治療薬について書いていこうと思います。まずは治療薬の総論的な部分をまとめていきます。 総論 最初に前回と同様、まずは骨粗鬆症の病態図を下記に示します。 骨芽細胞による骨形成と、破骨細胞による骨吸収が平衡状態となってい […]

  • 2022年9月24日
  • 2023年9月15日
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骨粗鬆症の基本

骨粗鬆症の定義 まず、骨粗鬆症の定義ですが、WHOは以下のように定義しています。 「骨粗鬆症は、低骨量と骨組織の微細構造の異常を特徴とし、骨の脆弱性が増大し、骨折の危険性が増大する疾患である」 ・・・何のことやらさっぱりですね。 また、アメリカ国立衛生研究所(NIH)の定義は以下のようになっています […]