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  • 2022年10月19日
  • 2023年1月26日
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SGLT2阻害薬

SGLT2阻害薬の作用機序 Sodium glucose cotransporter 2(SGLT2)は近位尿細管に発現しており、尿糖の90%を再吸収しています。SGLT2阻害薬はこのSGLT2を阻害し、尿中に糖を排泄することで血糖降下作用を示します。 SGLT2阻害薬の種類 本邦では以下の6種類の […]

  • 2022年10月16日
  • 2023年1月26日
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起立性低血圧

先日、外来で起立性低血圧の患者さんを診察しました。診察法や鑑別など、自信を持って診療ができなかったため、ここに勉強した内容をまとめようと思います。 病態生理 立位をとると、重力により500-1000mlもの血液が下肢に移動します。健常人では、頸動脈小体、大動脈小体といった圧受容器(舌咽神経と迷走神経 […]

  • 2022年10月13日
  • 2023年1月26日
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SU(スルホニルウレア)剤

本日はSU剤についてのまとめです。私個人としては処方したことがなく、記憶にあるのはSU剤内服中の患者さんが低血糖で搬送されて緊急入院・・・という研修医の時の経験のみです笑 もちろん低血糖のリスクはある薬剤ですが、今回は活躍できる場面にもfocusしつつまとめていきたいと思います。 SU剤の作用機序 […]

  • 2022年10月12日
  • 2023年1月26日
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レジオネラ症

皆さんはレジオネラ症と聞いてどういったことを連想するでしょうか?非定型肺炎、ヒメネス染色、比較的徐脈など・・・、色々あると思います。個人的には細菌性肺炎の診療をするとき、最も失念してはならない疾患であると考えています。なぜかと言えば、レジオネラ症は重症度が高い上、初手の抗菌薬選択で外してしまうことが […]

  • 2022年10月9日
  • 2023年1月26日
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DPP-4阻害薬

「経口血糖降下薬の中でも、DPP-4阻害薬だけは新規処方したことがある!」 そんな研修医の先生が多いのではないでしょうか?確かにDPP-4阻害薬は比較的使用しやすく、基礎疾患がある方にも処方できるので、入院中の血糖コントロールのために頻用される薬剤です。ただし、糖尿病診療における第一選択薬ではないこ […]

  • 2022年10月8日
  • 2023年1月26日
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ビグアナイド系(メトホルミン)

経口血糖降下薬の第一弾は不動のNo.1、ビグアナイド系のメトホルミンです。私もメトホルミンは頻繁に使用するのですが、そのエビデンスをしっかりと調べたことはありませんでした。ここに勉強したことをまとめてみたいと思います。 メトホルミンの作用機序 メトホルミンは肝臓での糖新生を阻害することで肝臓のグルコ […]

  • 2022年10月7日
  • 2023年1月26日
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糖尿病総論

外来診療において、動脈硬化疾患である糖尿病、高血圧、脂質異常症の三疾患は避けては通れません。この項では、糖尿病の中でも2型糖尿病にfocusし、総論的な部分をまとめていきたいと思います。 糖尿病の診断 糖尿病は血糖値(空腹時血糖、OGTT2時間値、随時血糖)やHbA1cをもとに診断され、概ね各国で共 […]

  • 2022年10月6日
  • 2023年1月26日
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器質化肺炎について

今回は器質化肺炎についてまとめです。呼吸器診療から離れて久しいのですが、器質化肺炎はたまに外来でも見ることがあります。疑う上で、“抗菌薬で改善しない肺炎”、“陰影の移動する肺炎”、“喀痰の乏しい肺炎”といったところがキーワードになってきます。self limitedな経過を辿る場合もあり、症状が軽い […]

  • 2022年10月3日
  • 2023年1月26日
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感染症の原則②-基本となる細菌群-

感染症の原則①では、感染症のトライアングルについて説明させて頂きました。患者を中心とし、臓器、微生物、抗菌薬の3要素が互いに関与しあっている構図が感染症のトライアングルなのでした。このうち、微生物の知識、理解が抜け落ちていることが多く、感染症診療を正しく行う上での弊害になっていることがよく見受けられ […]