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  • 2024年5月1日
  • 2024年6月18日
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【研修医必見!】初めての高血圧症診療

 本ブログの黎明期、一度高血圧の記事を作成したことがあります。今回は大幅に内容をアップデートして再作成してみました。   定義と病態生理    診察室血圧で140/90mmHg以上、家庭血圧で135/85mmHg以上である状態を高血圧と定義します。これは本邦で行われた種々の研究において、収縮期血圧1 […]

  • 2024年4月28日
  • 2024年4月28日
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過活動膀胱

定義    過活動膀胱(overactive bladder:OAB)とは、尿意切迫感を主症状とし、通常はこれに頻尿、夜間頻尿を伴い、場合によっては切迫性尿失禁を合併する状態です。症状や診断の項目でも説明しますが、尿意切迫感=急に起こる我慢できないような強い尿意が必須症状であり、単なる頻尿のみでは過 […]

  • 2024年4月14日
  • 2024年4月14日
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Restless legs syndrom(むずむず脚症候群)

定義    Restless legs syndrom(RLS)とは、じっと座ったり横になったりすると、主に下肢にむずむずする、ぴりぴりする、虫が這うような感じがするといった強い不快感が現れる症候群です。症状は夕方から夜間に出現し、脚を動かすことで改善するも、じっとしているとすぐに症状が再燃します。 […]

  • 2024年4月3日
  • 2024年4月3日
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パーキンソン病

パーキンソン病は中脳黒質神経細胞の脱落により脳内(線条体)でのドパミン低下が起こり、振戦・無動・筋強剛・姿勢保持障害といった運動症状をきたす神経変性疾患です。薬物治療が複雑であるため専門医が診療していることが多いと思われますが、比較的有病率が高いため、一般内科医も知っておくべき疾患と言えます。   […]

  • 2024年3月19日
  • 2024年3月19日
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骨粗鬆症治療薬ごとの効力の違いはどのくらい?

はじめに   骨粗鬆症の治療薬にはビスホスホネート(BP)製剤、SERM、抗RANKL抗体、テリパラチド、ロモソズマブと、複数の選択肢があります。本ブログの初期にも記事を書きましたが、薬剤ごとに作用機序、椎体骨折/大腿骨骨折予防のエビデンス、副作用、薬価といった複数の要素を検討し、患者さんにとって最 […]

  • 2024年3月18日
  • 2024年3月18日
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軽症COPDに気管支拡張薬を投与する意義はあるのか?

はじめに   現在、COPDの薬物治療は気管支拡張薬の吸入が中心であり、下図のように増悪のリスク、症状の程度によって、SABAの頓用、LABA、LAMA、LABA+LAMA、LABA+LAMA+ICSの中から選択して行います。   一般に、気管支拡張薬には呼吸機能を改善させ、息切れ・喀痰といった症状 […]

  • 2024年3月16日
  • 2024年3月16日
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スタチンで脳出血は増加するのか?

はじめに   スタチンは高LDL-C血症に対する1st choiceであり、アテローム血栓性脳梗塞、虚血性心疾患の一次予防、二次予防として頻用されている薬剤です。その副作用として筋関連の有害事象はよく知られていると思いますが、実はスタチンが脳出血を増やす可能性があるとされています。   以前から疫学 […]

  • 2024年3月14日
  • 2024年3月14日
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書評:武経七書 孫子

久しぶりの書籍紹介です。 私は超が付くほどの歴史好きなのですが、最近「論語」や「老子」といった、中国古典にチャレンジしています。中国古典というと受験の漢文を連想し、自ずと蕁麻疹が出てくる方もいるかもしれませんが、今回紹介する書籍にはきちんと現代語訳がついていますのでご安心ください。私も原文や書き下し […]

  • 2024年3月10日
  • 2024年3月10日
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鉄剤不応性鉄欠乏性貧血(IRIDA)

生体での鉄動態   鉄はFe3+として食物中に存在しており、胃酸によってFe2+に還元されて、フェルロポルチンという鉄輸送体によって血中に取り込まれます。血中では再度Fe3+となりますが、このままでは生体にとって毒性が強いため、肝臓で産生された輸送タンパク質であるトランスフェリンと結合します。トラン […]

  • 2024年3月4日
  • 2024年3月4日
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自己免疫性肝炎(autoimmune hepatitis:AIH)

自己免疫性肝炎(autoimmune hepatitis:AIH)とは、発症・進展に自己免疫機序が関与していると考えられる、中高年以降の女性に好発する肝炎です。抗核抗体などの自己抗体陽性、IgG高値をその特徴とします。慢性経過を辿ることが多いですが、時に急性肝炎を呈する例も報告されています。診断にあ […]