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  • 2024年1月4日
  • 2024年1月5日
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肺膿瘍

病態・疫学 肺膿瘍は微生物感染によって肺実質が液状に壊死し、膿を含んだ空洞を形成する疾患と定義されます。 同じ呼吸器系の膿瘍疾患として、肺膿瘍と膿胸が混同されることが散見されます。肺膿瘍は肺実質内を、膿胸は肺実質外(胸腔内)を病変の首座としています。当然背景疾患や治療も異なってくるため、全く別の疾患 […]

  • 2023年12月26日
  • 2023年12月26日
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腎血管性高血圧

病態   腎血管性高血圧の病態 腎血管性高血圧は腎動脈の狭窄あるいは閉塞による二次性高血圧であり、治療抵抗性高血圧や腎機能障害の原因疾患としても重要です。   腎動脈の狭窄があると腎灌流圧が低下し、傍糸球体細胞からのレニン分泌が増加します。増加したレニンがアンギオテンシン産生、アルドステロン分泌を促 […]

  • 2023年12月19日
  • 2023年12月19日
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生成AIについて

昨今chat GPTを始めとする生成AIが世間をにぎわせています。様々な職種がAIに取って変わられる可能性が示唆されており、かく言う私もAIについてえも言われない脅威を感じております。とはいえ、ただ恐れているだけでは得られるものは何もありませんから、生成AIを実際に使ってみたり、AIの勉強会に参加し […]

  • 2023年12月13日
  • 2023年12月13日
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原発性アルドステロン症

原発性アルドステロン症とは、副腎からの自律性アルドステロン過剰分泌により高血圧を呈する疾患であり、代表的な二次性高血圧です。一般的に想像されている以上に有病率が高いとされており、プライマリケアの場面では押さえておくべき疾患の一つといえます。今回は、そんな原発性アルドステロン症について、本邦のガイドラ […]

  • 2023年12月9日
  • 2023年12月10日
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帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹については下記の記事もご参照ください。 帯状疱疹の疫学 帯状疱疹は非常にコモンな疾患であり、85歳までに約半数の人が経験するとされています。 世界全体で帯状疱疹は増加傾向であるといわれており、例えば1997-2017年に行われた宮崎県からの報告では、1997年には3.5人/1000人・年であ […]

  • 2023年12月1日
  • 2023年12月1日
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帯状疱疹

病態   帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウィルス(Varicella-Zoster Virus:VZV)によって引き起こされる疾患の一つです。VZVの一次感染はいわゆる水痘であり、主に小児期に問題となります。   VZVが初感染を起こした際、一過性にウィルス血症を生じます。この際、皮膚の神経終末を通じてウ […]

  • 2023年11月23日
  • 2023年11月23日
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拡張期血圧の意義

我々は高血圧を診療する際、主に収縮期血圧に重点を置いて診療することが多いです。もちろん拡張期血圧も確認はしますが、あまり注目せず流してしまいがちな指標といえます。 また、実臨床では収縮期血圧は指摘範囲内ですが、拡張期血圧のみ高値の患者さんとしばしば遭遇します(例えばsBP 120mmHg、dBP 9 […]

  • 2023年11月17日
  • 2023年11月17日
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ステロイドカバー

コルチコステロイドの生理学 コルチコステロイドであるコルチゾールは、下垂体からのACTH刺激により副腎皮質の束状層より分泌されます。コルチゾールの分泌は早朝にピークとなり、その後徐々に低下し、夜間にはピークの1/10まで低下します。午前1時頃から分泌は再度増加に転じ、早朝にピークを迎える、というサイ […]

  • 2023年11月16日
  • 2023年11月16日
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白癬

白癬へのアプローチ 白癬の診断 白癬とは、白癬菌が趾間や足底に感染することにより、掻痒感を伴う鱗屑、角化、水疱、びらんなどが生じる疾患です。本邦での有病率は20%程度とされ、非常に頻度の高い疾患です。このため、皮膚科医に限らず、一般内科医も対応することが多々あります。 足白癬で重要なのが、最初に鏡検 […]

  • 2023年11月12日
  • 2023年11月12日
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Thymoma-associated multiorgan autoimmunity(TAMA)

胸腺腫とTリンパ球 胸腺は一次リンパ器官の一つであり、T細胞が成熟する臓器です。 正常胸腺では、まず最初に異物を認識できる能力を持ったT細胞が選択され(positive selection)、その後に自己抗原を認識しない能力を持ったT細胞が選択されます(negative selection)。pos […]