- 2024年7月28日
- 2024年11月17日
- 0件
【研修医必見!】初めての骨粗鬆症診療
骨粗鬆症とは 定義と病態生理 骨粗鬆症とは、“骨強度”の低下を特徴とし、骨折のリスクが増大する疾患と定義されます。“骨強度”は“骨密度”と“骨質”の2つの要素からなり、その比率は7:3とされてます。“骨質”は微細構造、骨代謝回転、微小骨折、骨組織の石灰化度など、複数の因子で規定されていますが、 […]
骨粗鬆症とは 定義と病態生理 骨粗鬆症とは、“骨強度”の低下を特徴とし、骨折のリスクが増大する疾患と定義されます。“骨強度”は“骨密度”と“骨質”の2つの要素からなり、その比率は7:3とされてます。“骨質”は微細構造、骨代謝回転、微小骨折、骨組織の石灰化度など、複数の因子で規定されていますが、 […]
またもや久方ぶりとなってしまいましたが、今回は書籍紹介の記事です。 先日、今更ながら大ベストセラーの「嫌われる勇気」を読了しました。本書は心理学者アルフレッド・アドラーの「アドラー心理学」に関する書籍です。これがまた私個人には非常に刺さる本でして、本書を読む前後で日々の思考に変化が生まれたよ […]
皆様はインターフェロンγ遊離試験(IGRA)という検査をご存じでしょうか?T-SPOTだとか、クオンティフェロンだとか呼ばれている、あの検査です。誰もが結核を疑った際に、一度は提出した経験がある方も多いのではないでしょうか。 IGRAは、接触者検診や潜在性結核感染症(LTBI)の診断に大変有 […]
脂質異常症とは 定義と病態生理 脂質異常症とは、血液中の脂質濃度に異常があることを言います。脂質には ・LDL(Low Density Lipoprotein)コレステロール ・HDL(High Density Lipoprotein)コレステロール ・中性脂肪(triglycerides) […]
さて、前回のシン・高血圧総論に引き続き、糖尿病総論を全面改訂してみました。いやー、返す返すも初期の頃の記事はクオリティが低くてお恥ずかしいです…。 定義と病態生理 糖尿病標準診療マニュアル1)によれば、糖尿病とは、「インスリン作用不足による慢性の高血糖状態を主徴とする代謝症候群」と定義さ […]
本ブログの黎明期、一度高血圧の記事を作成したことがあります。今回は大幅に内容をアップデートして再作成してみました。 定義と病態生理 診察室血圧で140/90mmHg以上、家庭血圧で135/85mmHg以上である状態を高血圧と定義します。これは本邦で行われた種々の研究において、収縮期血圧1 […]
定義 Restless legs syndrom(RLS)とは、じっと座ったり横になったりすると、主に下肢にむずむずする、ぴりぴりする、虫が這うような感じがするといった強い不快感が現れる症候群です。症状は夕方から夜間に出現し、脚を動かすことで改善するも、じっとしているとすぐに症状が再燃します。 […]