注目キーワード
  1. 高血圧
  2. 骨粗鬆症
  3. 糖尿病
CATEGORY

感染症

  • 2023年2月22日
  • 2023年2月22日
  • 0件

潜在性結核(Latent Tuberculosis Infection)

潜在性結核とは 潜在性結核(Latent Tuberculosis Infection:LTBI)とは、結核菌による感染は成立していますが、発病していない状態をいいます。大部分の患者さんは発病せずに一生を終えますが、一部は活動性結核に移行します。潜在性結核の治療目的は、体内に生きて潜んでいる結核菌を […]

  • 2023年2月21日
  • 2023年2月21日
  • 0件

肺結核

結核については下記の記事も参照ください。 病態 感染の成立 結核の感染は、肺結核患者が咳をしたときに飛び散る飛沫中の結核菌を吸い込むことで起こります。いわゆる空気感染の様式をとります。 肺胞マクロファージに貪食された結核菌はその細胞内でリソゾーム酵素の殺菌作用を受けますが、生き延びた菌は肺のリンパ路 […]

  • 2023年2月17日
  • 2023年2月21日
  • 0件

結核性胸膜炎

結核性胸膜炎とは 疫学 結核性胸膜炎は肺外結核の中で最も頻度が高く、本邦では半数以上を占めています(次点は結核性リンパ節炎)。成人ではほとんどが二次結核として結核性胸膜炎を発症するため、免疫の低下した高齢者で発症することが多いです。 病態 結核性胸膜炎には肺結核が先行していることがほとんどと考えられ […]

  • 2023年2月12日
  • 2023年2月12日
  • 0件

急性胆管炎

定義 ガイドラインによれば、「胆管内に急性炎症が発生した病態であり、その発生には①胆管内に著明に増加した細菌の存在、➁細菌またはエンドトキシンが血流内に逆流するような胆管内圧の上昇、の2因子が不可欠となる」と定義されています。 疫学 一般的に人口の10%が胆石を有しているとされますが、そのうち急性胆 […]

  • 2023年2月12日
  • 2023年2月12日
  • 0件

急性胆嚢炎

定義 Tokyo Guidelines 2018によれば、 「胆嚢に生じた急性の炎症性疾患。多くは胆石に起因するが、胆嚢の血行障害、化学的な障害、細菌、原虫、寄生虫などの感染、また膠原病、アレルギー反応など発症に関与する要因は多彩である」 と定義されています。 疫学 胆嚢炎の原因としては胆石によるも […]

  • 2023年2月11日
  • 1件

結核総論

細菌学 結核菌(Mycobacterium tuberculosis)は放線菌やノカルディアなどと類縁の微生物です。学名のgenus Mycobacreiumは真菌(myco-)と細菌(bacterium)の中間に位置するものを意味しますが、これは元々結核菌が真菌のように発芽や分枝によって分裂すると […]

  • 2023年2月10日
  • 0件

インフルエンザ

ウィルス学 インフルエンザウィルスはオルトミクソウィルス科に属する、A, B, C, D型インフルエンザウィルスの4属4種を指します。このうちA型、B型、C型の3種がヒトに感染を引き起こします。中でも世界中で感染を引き起こしているのはA型とB型であり、一般的にインフルエンザウィルスというと、この2種 […]

  • 2023年2月8日
  • 0件

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌ワクチンの種類 肺炎球菌莢膜多糖体ワクチン(pnemococcal polysaccharide vaccine:PPSV) PPSVは部分的に精製された肺炎球菌莢膜多糖体で構成されています。 1980年代に頻度の高かった23の血清型の肺炎球菌を型別に培養・増殖し、殺菌後に各々の型から抽出・ […]

  • 2023年2月5日
  • 0件

ニューモシスチス肺炎

Pneumocystis jiroveciiの微生物学的特徴 ニューモシスチスは以前は原虫に分類されていましたが、現在はリボゾームRNAおよびその他の遺伝子配列の相同性、細胞壁の組成、主要な酵素の構造に基づいて真菌に分類されています。 ただし、真菌培養で増殖せず、抗寄生虫薬の効果があり、エルゴステロ […]

  • 2023年1月28日
  • 0件

Bartonella感染症

Bartonellaとは 〇微生物学的特徴 Bartonella属は宿主の赤血球に寄生し、長期の菌血症を引き起こす細胞内寄生菌です。Gram陰性菌ですがGram染色で染色されにくく、Warthin-Starry染色など鍍銀染色で黒く染色されます。 成長が遅いため、培養で検出されるまで7日間以上かかる […]