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腎・泌尿器

  • 2024年4月28日
  • 2024年4月28日
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過活動膀胱

定義    過活動膀胱(overactive bladder:OAB)とは、尿意切迫感を主症状とし、通常はこれに頻尿、夜間頻尿を伴い、場合によっては切迫性尿失禁を合併する状態です。症状や診断の項目でも説明しますが、尿意切迫感=急に起こる我慢できないような強い尿意が必須症状であり、単なる頻尿のみでは過 […]

  • 2023年12月26日
  • 2023年12月26日
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腎血管性高血圧

病態   腎血管性高血圧の病態 腎血管性高血圧は腎動脈の狭窄あるいは閉塞による二次性高血圧であり、治療抵抗性高血圧や腎機能障害の原因疾患としても重要です。   腎動脈の狭窄があると腎灌流圧が低下し、傍糸球体細胞からのレニン分泌が増加します。増加したレニンがアンギオテンシン産生、アルドステロン分泌を促 […]

  • 2023年3月18日
  • 2023年3月18日
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感染関連糸球体腎炎

感染関連糸球体腎炎とは 感染関連糸球体腎炎(infection-related glomerulonephritis:IRGN)とは、細菌やウィルス感染に伴って生じる糸球体腎炎を指し、通常は急性で症候性ですが、self-limitedな経過を辿ります。 かつては感染を契機に急性発症する糸球体腎炎の8 […]

  • 2023年3月9日
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浮腫

病態 人体では体重の60%が水分となりますが、そのうち細胞内液が40%、細胞外液が20%を占めます。細胞外液はさらに血漿と間質液に分けられます。このうち血漿のみが心血管系の圧受容体や中枢の浸透圧受容体から、レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系とバソプレシンを介して水分コントロールがなされていま […]

  • 2023年2月23日
  • 2023年2月23日
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腎盂腎炎

定義 尿路感染症とは 「尿路感染症(UTI)」という用語はかなり曖昧な表現で、しっかりと意味を理解して使う必要があります。私は尿路感染症を感染の部位から膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎の3つに分類して考えるようにしています。このいずれに該当するかによって治療方針が大きく異なるため、用語の使い分けに十分注意 […]

  • 2023年2月15日
  • 2023年2月15日
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高カルシウム血症

Ca代謝について Caは99%が骨に存在していますが、それ以外に平滑筋の収縮、神経伝達、心筋の刺激伝導、血液凝固など、種々の重要な働きをしている電解質です。 Ca代謝にとって重要なホルモンとして、PTH(副甲状腺ホルモン)と活性型ビタミンDがあります。 PTHは、 ①骨吸収しCaを血中に動員 ➁ビタ […]

  • 2023年1月19日
  • 2023年1月26日
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慢性腎臓病(CKD)の管理

慢性腎臓病(CKD)とは 〇定義 CKDの定義は以下の通りであり、①、➁のいずれか、または両方が3か月を越えて持続することで診断となります。 ①尿異常、画像診断、血液、病理で腎障害の存在が明らか、特に0.15g/gCr以上の蛋白尿(30mg/gCr以上のアルブミン尿)の存在が重要 ➁eGFR< […]

  • 2023年1月18日
  • 2023年1月26日
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蛋白尿のフォロー

尿検査総論については別項をご参照ください。 蛋白尿のフォロー 蛋白尿の鑑別を以下に示した上で、精査の進め方をまとめていきます。 ①ネフローゼ症候群、急性腎炎症候群、急速進行性糸球体腎炎ではないか判断する 早期の精査加療により腎予後を改善しうる病態がないか評価することが重要です。臨床症候群での分類では […]

  • 2023年1月18日
  • 2023年1月26日
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血尿のフォロー

尿検査総論については別項をご参照ください。 血尿のフォロー まず下記のフローに則り、真の血尿であるかどうか、尿路性血尿か糸球体性血尿かを判断します。 〇尿路性血尿の場合 リスクに応じて評価を行っていきます。本邦の場合、下記の尿路上皮癌のリスク因子に1つでも当てはまれば高リスク、当てはまらなければ低リ […]

  • 2023年1月17日
  • 2023年1月18日
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尿検査

尿蛋白 蛋白尿とは、24時間当たり0.15g以上の蛋白が尿中に排泄されることを言います。 通常は血清蛋白質由来のアルブミンと尿細管から分泌されるTamm-Horsfall蛋白が中心であり、それぞれ20mg、40-80mg程度が正常範囲とされています。 まず、蛋白尿は生理的なものと病的なものとに分類さ […]