注目キーワード
  1. 高血圧
  2. 骨粗鬆症
  3. 糖尿病
  • 2023年2月7日
  • 0件

アルツハイマー型認知症

アルツハイマー型認知症とは 概念 アルツハイマー型認知症は、病理学的に神経原線維変化とアミロイド沈着の2つを特徴とするアルツハイマー病によって、大脳皮質、海馬、前脳底部で神経細胞死、シナプス減少、アセチルコリン低下が起こり、認知症を発症した段階と定義されます。 主要症状は緩徐進行性の出来事記憶障害に […]

  • 2023年2月7日
  • 0件

肝性脳症

病態 通常、アンモニアは腸管から吸収された後、門脈循環に入り、肝臓で尿素サイクルを通じてほぼ完全に分解されます。肝不全やシャントがある場合には処理しきれず、アンモニアが体循環に直接入ってしまいます。 アンモニアは血液脳関門を通過し、 ・興奮性神経伝達を阻害し、直接神経毒性を発揮する ・浸透有効性物質 […]

  • 2023年2月6日
  • 2023年2月6日
  • 0件

認知症

認知症の定義・診断基準 1993年のICD-10によれば、「通常、慢性あるいは進行性の脳疾患によって生じ、記憶、思考、見当識、理解、計算、学習、言語、判断など多数の高次脳機能障害からなる症候群」と定義されています。 診断基準は複数ありますが、以下のDMS-5のものがわかりやすいので提示しておきます。 […]

  • 2023年2月5日
  • 2023年2月5日
  • 0件

間質性肺炎入門

今回はアンタッチャブルな分野である間質性肺炎に手を出してみようと思います。 皆さん、間質性肺炎(IP)というとどのようなイメージがありますでしょうか?「UIPパターンとかNSIPパターンとか、訳が分からん!!」といったように、苦手意識を持っている人が多いのではないかと思います。私自身、間質性肺炎の診 […]

  • 2023年2月5日
  • 2023年2月5日
  • 0件

肝機能異常

肝機能異常とは AST、ALT、ALP、γGTPなどは肝酵素とも呼称される、肝障害の際の生化学的マーカーです。一般に肝機能異常というとこれらの数値が上昇していることを指しますが、赤血球など肝細胞以外の組織にも存在しているため、肝酵素の上昇が必ずしも肝自体の障害を表しているわけではない点に注意が必要で […]

  • 2023年2月5日
  • 0件

ニューモシスチス肺炎

Pneumocystis jiroveciiの微生物学的特徴 ニューモシスチスは以前は原虫に分類されていましたが、現在はリボゾームRNAおよびその他の遺伝子配列の相同性、細胞壁の組成、主要な酵素の構造に基づいて真菌に分類されています。 ただし、真菌培養で増殖せず、抗寄生虫薬の効果があり、エルゴステロ […]

  • 2023年2月4日
  • 0件

非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)

非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)とは 上気道から陽圧を用いて換気を行う方法を非侵襲的陽圧換気療法(nonivasive positive pressure ventilation:NPPV)と呼称します。対になる名称として侵襲的陽圧換気療法(IPPV)がありますが、こちらは要するにいわゆる挿管・人工 […]

  • 2023年2月4日
  • 2023年2月4日
  • 0件

急性心不全

血行動態、呼吸状態の把握 血行動態の把握 急性心不全を見た時にまず行うべきは血行動態の把握です。心原性ショックの場合、カテコラミンの使用や機械的補助循環の導入を考慮し、速やかに専門家にコンサルトする必要があるからです。血行動態の把握には下記のNohria-Steavenson分類が有用です。 これは […]

  • 2023年2月4日
  • 2023年2月4日
  • 0件

呼吸機能検査

スパイロメトリー 呼吸器機能検査の最も基本的な検査法で、口から出入りする気量を時間-気量曲線として記録する手法です。この記録された時間-気量曲線をスパイログラム、測定装置をスパイロメーターと呼称します。 下図は緩徐な換気で測定した場合(VC手技)でのスパイログラムです。これにより肺気量分画が、具体的 […]

  • 2023年2月3日
  • 2023年2月3日
  • 0件

慢性咳嗽

慢性咳嗽とは 咳嗽はその期間によって急性咳嗽と慢性咳嗽に分類されています。 急性咳嗽は症状が出現してから3週間以内の咳嗽を指し、呼吸器感染症のことが多いです。 慢性咳嗽は症状が出現してから8週間以降の咳嗽を指し、呼吸器感染症以外の病態であることが多くなってきます。3-8週間の咳嗽を遷延性咳嗽と呼称す […]