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  1. 高血圧
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  • 2023年2月15日
  • 2023年2月15日
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高カルシウム血症

Ca代謝について Caは99%が骨に存在していますが、それ以外に平滑筋の収縮、神経伝達、心筋の刺激伝導、血液凝固など、種々の重要な働きをしている電解質です。 Ca代謝にとって重要なホルモンとして、PTH(副甲状腺ホルモン)と活性型ビタミンDがあります。 PTHは、 ①骨吸収しCaを血中に動員 ➁ビタ […]

  • 2023年2月14日
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急性膵炎

病態 急性膵炎は何らかの原因で膵臓に炎症が起こり、心窩部痛と血中膵酵素の上昇などをきたす疾患です。 膵臓にはインスリンなどの内分泌機能とタンパク質分解酵素であるトリプシンなどの外分泌機能があります。急性膵炎では、胆石やアルコールといった刺激を契機に膵臓組織内でタンパク質分解酵素の活性化が起こり、自己 […]

  • 2023年2月12日
  • 2023年2月12日
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胆石症

総論 胆石の種類 胆石は主にコレステロール結石、ビリルビンカルシウム結石、黒色結石の3種類に大別できます。 コレステロール結石は最も頻度の高い結石であり、胆汁中のコレステロール過飽和、結晶化、胆嚢収縮能の低下が形成に関与しています。 ビリルビンカルシウム結石は胆道感染が原因です。胆管狭窄や傍乳頭憩室 […]

  • 2023年2月12日
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急性胆管炎

定義 ガイドラインによれば、「胆管内に急性炎症が発生した病態であり、その発生には①胆管内に著明に増加した細菌の存在、➁細菌またはエンドトキシンが血流内に逆流するような胆管内圧の上昇、の2因子が不可欠となる」と定義されています。 疫学 一般的に人口の10%が胆石を有しているとされますが、そのうち急性胆 […]

  • 2023年2月12日
  • 2023年2月12日
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急性胆嚢炎

定義 Tokyo Guidelines 2018によれば、 「胆嚢に生じた急性の炎症性疾患。多くは胆石に起因するが、胆嚢の血行障害、化学的な障害、細菌、原虫、寄生虫などの感染、また膠原病、アレルギー反応など発症に関与する要因は多彩である」 と定義されています。 疫学 胆嚢炎の原因としては胆石によるも […]

  • 2023年2月11日
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結核総論

細菌学 結核菌(Mycobacterium tuberculosis)は放線菌やノカルディアなどと類縁の微生物です。学名のgenus Mycobacreiumは真菌(myco-)と細菌(bacterium)の中間に位置するものを意味しますが、これは元々結核菌が真菌のように発芽や分枝によって分裂すると […]

  • 2023年2月10日
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インフルエンザ

ウィルス学 インフルエンザウィルスはオルトミクソウィルス科に属する、A, B, C, D型インフルエンザウィルスの4属4種を指します。このうちA型、B型、C型の3種がヒトに感染を引き起こします。中でも世界中で感染を引き起こしているのはA型とB型であり、一般的にインフルエンザウィルスというと、この2種 […]

  • 2023年2月9日
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便秘症

便秘症とは 便秘症の定義 米国や英国では、「週3回未満の排便」を便秘症と定義しています。一方、日本内科学会は「3日以上排便がない、または毎日排便しても残便感がある」、と定義しています。 明確な定義はさほど重要ではなく、実臨床では「排便回数の減少や硬便などで患者さんが困っている状態」を便秘症として扱う […]

  • 2023年2月8日
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肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌ワクチンの種類 肺炎球菌莢膜多糖体ワクチン(pnemococcal polysaccharide vaccine:PPSV) PPSVは部分的に精製された肺炎球菌莢膜多糖体で構成されています。 1980年代に頻度の高かった23の血清型の肺炎球菌を型別に培養・増殖し、殺菌後に各々の型から抽出・ […]

  • 2023年2月7日
  • 2023年2月7日
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抗線維化薬

抗線維化薬とは 抗線維化薬は間質性肺炎の中でも主に特発性肺線維症(IPF)に使用される薬剤です。 IPFの病態は、元々は慢性炎症に伴う結果としての線維化とされていきましたが、現在では繰り返す肺胞上皮細胞の損傷と線維芽細胞の遊走・活性化に伴う過修復・線維化に考え方が変化してきています。それに伴い、ステ […]