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  • 2023年2月4日
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非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)

非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)とは 上気道から陽圧を用いて換気を行う方法を非侵襲的陽圧換気療法(nonivasive positive pressure ventilation:NPPV)と呼称します。対になる名称として侵襲的陽圧換気療法(IPPV)がありますが、こちらは要するにいわゆる挿管・人工 […]

  • 2023年2月4日
  • 2023年2月4日
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急性心不全

血行動態、呼吸状態の把握 血行動態の把握 急性心不全を見た時にまず行うべきは血行動態の把握です。心原性ショックの場合、カテコラミンの使用や機械的補助循環の導入を考慮し、速やかに専門家にコンサルトする必要があるからです。血行動態の把握には下記のNohria-Steavenson分類が有用です。 これは […]

  • 2023年2月4日
  • 2023年2月4日
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呼吸機能検査

スパイロメトリー 呼吸器機能検査の最も基本的な検査法で、口から出入りする気量を時間-気量曲線として記録する手法です。この記録された時間-気量曲線をスパイログラム、測定装置をスパイロメーターと呼称します。 下図は緩徐な換気で測定した場合(VC手技)でのスパイログラムです。これにより肺気量分画が、具体的 […]

  • 2023年2月3日
  • 2023年2月3日
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慢性咳嗽

慢性咳嗽とは 咳嗽はその期間によって急性咳嗽と慢性咳嗽に分類されています。 急性咳嗽は症状が出現してから3週間以内の咳嗽を指し、呼吸器感染症のことが多いです。 慢性咳嗽は症状が出現してから8週間以降の咳嗽を指し、呼吸器感染症以外の病態であることが多くなってきます。3-8週間の咳嗽を遷延性咳嗽と呼称す […]

  • 2023年2月2日
  • 2023年2月3日
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前皮神経絞扼症候群(ACNES)

前皮神経絞扼症候群とは 病態 前皮神経絞扼症候群(ACNES:anterior cutaneous nerve entrapment syndrome)は腹壁に分布している感覚神経の絞扼によって引き起こされます。T7-12の感覚神経は、腹直筋鞘を外側へと直角に走行し、上層の腱膜に達するとさらに直角に […]

  • 2023年2月1日
  • 2023年2月1日
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頚椎症

頚椎症とは 頚椎症は頸椎の加齢変性とともに発症するため、中高年に多い疾患です。頚椎症は神経根症と脊髄症の2つが知られていますが、頸部神経根症は40-60歳代、頸椎症性脊髄症は70歳代が平均発症年齢とされています。 神経根症は椎間板ヘルニアや椎間板の傍流、骨棘などによって神経根が椎間孔にて圧迫されて発 […]

  • 2023年2月1日
  • 2023年2月1日
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手根管症候群

手根管症候群とは 解剖 正中神経は外側神経束の内側枝と内側神経束の外側枝が腋窩動脈の前面で合し、正中神経となります。「上腕内側→肘窩→(前骨間神経を分枝として出す)→前腕→(掌枝をだす)→手根管→手」を走行します(下図参照)。正中神経の掌枝は手根管に入る前に分枝し、手掌母指球周囲の感覚を担います。 […]

  • 2023年1月31日
  • 2023年1月31日
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しびれの総論

日常診療で「しびれ」を主訴に外来を受診される患者さんは少なくありません。一方で、非神経内科医の多くはこの「しびれ」に対して苦手意識を持っています。かくいう私も「しびれ」が苦手ですし、なんなら神経内科分野自体が得意ではありません。しびれ=とりあえずメチコバール!とならないよう、自戒の念を込めつつ、非神 […]

  • 2023年1月30日
  • 2023年1月30日
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心房細動②

抗凝固療法 〇CHADS2スコアとHAS-BLEDスコア 心房細動では収縮力の低下した左房内に血栓が形成され、脳塞栓等の塞栓症を引き起こすことが問題となってきます。そのため、抗凝固薬の適応を判断していく必要があります。1990年代に行われたプラセボとワーファリンを比較した試験のメタ解析では、ワーファ […]

  • 2023年1月29日
  • 2023年1月29日
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心房細動①

心房細動とは 〇疫学 心房細動(Af)は実臨床で遭遇する最もコモンな不整脈といえます。有病率は年齢が進むにつれて上昇し、70歳代では男性 3.44%、女性 1.12%、80歳代では男性 4.43%、女性 2.19%とされています。現時点では約100万人(120人に1人)がAfを有していると推計されて […]