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  • 2023年2月5日
  • 2023年2月5日
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間質性肺炎入門

今回はアンタッチャブルな分野である間質性肺炎に手を出してみようと思います。 皆さん、間質性肺炎(IP)というとどのようなイメージがありますでしょうか?「UIPパターンとかNSIPパターンとか、訳が分からん!!」といったように、苦手意識を持っている人が多いのではないかと思います。私自身、間質性肺炎の診 […]

  • 2023年2月5日
  • 2023年2月5日
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肝機能異常

肝機能異常とは AST、ALT、ALP、γGTPなどは肝酵素とも呼称される、肝障害の際の生化学的マーカーです。一般に肝機能異常というとこれらの数値が上昇していることを指しますが、赤血球など肝細胞以外の組織にも存在しているため、肝酵素の上昇が必ずしも肝自体の障害を表しているわけではない点に注意が必要で […]

  • 2023年2月5日
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ニューモシスチス肺炎

Pneumocystis jiroveciiの微生物学的特徴 ニューモシスチスは以前は原虫に分類されていましたが、現在はリボゾームRNAおよびその他の遺伝子配列の相同性、細胞壁の組成、主要な酵素の構造に基づいて真菌に分類されています。 ただし、真菌培養で増殖せず、抗寄生虫薬の効果があり、エルゴステロ […]

  • 2023年2月4日
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非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)

非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)とは 上気道から陽圧を用いて換気を行う方法を非侵襲的陽圧換気療法(nonivasive positive pressure ventilation:NPPV)と呼称します。対になる名称として侵襲的陽圧換気療法(IPPV)がありますが、こちらは要するにいわゆる挿管・人工 […]

  • 2023年2月4日
  • 2023年2月4日
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急性心不全

血行動態、呼吸状態の把握 血行動態の把握 急性心不全を見た時にまず行うべきは血行動態の把握です。心原性ショックの場合、カテコラミンの使用や機械的補助循環の導入を考慮し、速やかに専門家にコンサルトする必要があるからです。血行動態の把握には下記のNohria-Steavenson分類が有用です。 これは […]

  • 2023年2月4日
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呼吸機能検査

スパイロメトリー 呼吸器機能検査の最も基本的な検査法で、口から出入りする気量を時間-気量曲線として記録する手法です。この記録された時間-気量曲線をスパイログラム、測定装置をスパイロメーターと呼称します。 下図は緩徐な換気で測定した場合(VC手技)でのスパイログラムです。これにより肺気量分画が、具体的 […]

  • 2023年2月3日
  • 2023年2月3日
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慢性咳嗽

慢性咳嗽とは 咳嗽はその期間によって急性咳嗽と慢性咳嗽に分類されています。 急性咳嗽は症状が出現してから3週間以内の咳嗽を指し、呼吸器感染症のことが多いです。 慢性咳嗽は症状が出現してから8週間以降の咳嗽を指し、呼吸器感染症以外の病態であることが多くなってきます。3-8週間の咳嗽を遷延性咳嗽と呼称す […]

  • 2023年2月2日
  • 2023年2月3日
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前皮神経絞扼症候群(ACNES)

前皮神経絞扼症候群とは 病態 前皮神経絞扼症候群(ACNES:anterior cutaneous nerve entrapment syndrome)は腹壁に分布している感覚神経の絞扼によって引き起こされます。T7-12の感覚神経は、腹直筋鞘を外側へと直角に走行し、上層の腱膜に達するとさらに直角に […]

  • 2023年2月1日
  • 2023年2月1日
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頚椎症

頚椎症とは 頚椎症は頸椎の加齢変性とともに発症するため、中高年に多い疾患です。頚椎症は神経根症と脊髄症の2つが知られていますが、頸部神経根症は40-60歳代、頸椎症性脊髄症は70歳代が平均発症年齢とされています。 神経根症は椎間板ヘルニアや椎間板の傍流、骨棘などによって神経根が椎間孔にて圧迫されて発 […]

  • 2023年2月1日
  • 2023年2月1日
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手根管症候群

手根管症候群とは 解剖 正中神経は外側神経束の内側枝と内側神経束の外側枝が腋窩動脈の前面で合し、正中神経となります。「上腕内側→肘窩→(前骨間神経を分枝として出す)→前腕→(掌枝をだす)→手根管→手」を走行します(下図参照)。正中神経の掌枝は手根管に入る前に分枝し、手掌母指球周囲の感覚を担います。 […]