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  • 2023年2月12日
  • 2023年2月12日
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急性胆管炎

定義 ガイドラインによれば、「胆管内に急性炎症が発生した病態であり、その発生には①胆管内に著明に増加した細菌の存在、➁細菌またはエンドトキシンが血流内に逆流するような胆管内圧の上昇、の2因子が不可欠となる」と定義されています。 疫学 一般的に人口の10%が胆石を有しているとされますが、そのうち急性胆 […]

  • 2023年2月12日
  • 2023年2月12日
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急性胆嚢炎

定義 Tokyo Guidelines 2018によれば、 「胆嚢に生じた急性の炎症性疾患。多くは胆石に起因するが、胆嚢の血行障害、化学的な障害、細菌、原虫、寄生虫などの感染、また膠原病、アレルギー反応など発症に関与する要因は多彩である」 と定義されています。 疫学 胆嚢炎の原因としては胆石によるも […]

  • 2023年2月11日
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結核総論

細菌学 結核菌(Mycobacterium tuberculosis)は放線菌やノカルディアなどと類縁の微生物です。学名のgenus Mycobacreiumは真菌(myco-)と細菌(bacterium)の中間に位置するものを意味しますが、これは元々結核菌が真菌のように発芽や分枝によって分裂すると […]

  • 2023年2月10日
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インフルエンザ

ウィルス学 インフルエンザウィルスはオルトミクソウィルス科に属する、A, B, C, D型インフルエンザウィルスの4属4種を指します。このうちA型、B型、C型の3種がヒトに感染を引き起こします。中でも世界中で感染を引き起こしているのはA型とB型であり、一般的にインフルエンザウィルスというと、この2種 […]

  • 2023年2月9日
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便秘症

便秘症とは 便秘症の定義 米国や英国では、「週3回未満の排便」を便秘症と定義しています。一方、日本内科学会は「3日以上排便がない、または毎日排便しても残便感がある」、と定義しています。 明確な定義はさほど重要ではなく、実臨床では「排便回数の減少や硬便などで患者さんが困っている状態」を便秘症として扱う […]

  • 2023年2月8日
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肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌ワクチンの種類 肺炎球菌莢膜多糖体ワクチン(pnemococcal polysaccharide vaccine:PPSV) PPSVは部分的に精製された肺炎球菌莢膜多糖体で構成されています。 1980年代に頻度の高かった23の血清型の肺炎球菌を型別に培養・増殖し、殺菌後に各々の型から抽出・ […]

  • 2023年2月7日
  • 2023年2月7日
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抗線維化薬

抗線維化薬とは 抗線維化薬は間質性肺炎の中でも主に特発性肺線維症(IPF)に使用される薬剤です。 IPFの病態は、元々は慢性炎症に伴う結果としての線維化とされていきましたが、現在では繰り返す肺胞上皮細胞の損傷と線維芽細胞の遊走・活性化に伴う過修復・線維化に考え方が変化してきています。それに伴い、ステ […]

  • 2023年2月7日
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アルツハイマー型認知症

アルツハイマー型認知症とは 概念 アルツハイマー型認知症は、病理学的に神経原線維変化とアミロイド沈着の2つを特徴とするアルツハイマー病によって、大脳皮質、海馬、前脳底部で神経細胞死、シナプス減少、アセチルコリン低下が起こり、認知症を発症した段階と定義されます。 主要症状は緩徐進行性の出来事記憶障害に […]

  • 2023年2月7日
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肝性脳症

病態 通常、アンモニアは腸管から吸収された後、門脈循環に入り、肝臓で尿素サイクルを通じてほぼ完全に分解されます。肝不全やシャントがある場合には処理しきれず、アンモニアが体循環に直接入ってしまいます。 アンモニアは血液脳関門を通過し、 ・興奮性神経伝達を阻害し、直接神経毒性を発揮する ・浸透有効性物質 […]

  • 2023年2月6日
  • 2023年2月6日
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認知症

認知症の定義・診断基準 1993年のICD-10によれば、「通常、慢性あるいは進行性の脳疾患によって生じ、記憶、思考、見当識、理解、計算、学習、言語、判断など多数の高次脳機能障害からなる症候群」と定義されています。 診断基準は複数ありますが、以下のDMS-5のものがわかりやすいので提示しておきます。 […]