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代謝

  • 2023年11月10日
  • 2023年11月12日
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グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症(GIOP)

副腎皮質から分泌されるグルココルチコイドはホメオスタシスを維持する内在性ホルモンです。 合成グルココルチコイドは強力な抗炎症作用と免疫抑制作用を有し、膠原病など幅広い領域の多様な疾患の治療に使用されます。 近年は副作用の観点からできるだけグルココルチコイドを使用しない、steroid sparing […]

  • 2023年11月7日
  • 2024年2月12日
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高TG血症は本当に治療しなくてもよいのか?

以前脂質異常症に関する記事を書きました。 高TG血症は、治療を行ってTGを低下させたとしても、アテローム性心血管疾患(ASCVD)を低下させるというエビデンスに乏しいとされています。このため、高LDL-C血症と異なり、基本的には高TG血症は治療を行わないことが多いです。上記の記事でもそのように推奨を […]

  • 2023年10月5日
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ACE阻害薬、ARBの使い分け

ACE阻害薬、ARBは共にレニン-アンギオテンシン-アルドステロン系を阻害する薬剤であり、主に高血圧の患者に対し頻用されています。ACE阻害薬は空咳の副作用がある、ARBは薬価が高い…なんてことはよく耳にしますが、実際の所、どのように使い分けたらよいのでしょうか?今回の記事では、その点を深堀してみた […]

  • 2023年10月3日
  • 2023年10月9日
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ビタミンB12とその欠乏症

ビタミンB12の基本 ビタミンB12と吸収 ビタミンB12は別名コバラミンとも呼ばれる水様性ビタミンです。コバルトを含む構造のため、赤色又はピンク色を呈します。主に放線菌(プロピオニバクテリウム属)などの細菌が合成し、人間を含め動物の体内では生成することは基本的には困難です。 肉、乳製品、卵といった […]

  • 2023年6月4日
  • 2024年2月12日
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スタチンと筋関連の有害事象

総論 スタチンとは スタチンはHMG-CoA還元酵素阻害薬であり、高LDL-C血症の治療として広く使用されている薬剤です。高LDL-C血症は動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)、つまりは心筋梗塞やアテローム血栓性脳梗塞のリスクであり、これを是正することでそのリスクを低減できることがわかっています。具体 […]

  • 2023年2月15日
  • 2023年2月15日
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高カルシウム血症

Ca代謝について Caは99%が骨に存在していますが、それ以外に平滑筋の収縮、神経伝達、心筋の刺激伝導、血液凝固など、種々の重要な働きをしている電解質です。 Ca代謝にとって重要なホルモンとして、PTH(副甲状腺ホルモン)と活性型ビタミンDがあります。 PTHは、 ①骨吸収しCaを血中に動員 ➁ビタ […]

  • 2023年1月13日
  • 2023年1月26日
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緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)

緩徐進行1型糖尿病の診断基準 緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)の診断基準が改訂されましたので、これを機にSPIDDMについてまとめなおしてみようと思います。 まず、以前の診断基準が以下になります。 そして、改訂された診断基準が以下になります。 ポイントとしては、 ・抗GAD抗体、ICA以外の膵島関 […]

  • 2023年1月7日
  • 2023年1月26日
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高尿酸血症・痛風

高尿酸血症 〇定義 高尿酸血症としての閾値は複数あり、定まっていません。 痛風の生涯リスクを鑑み、尿酸(UA)≧6.0mg/dLがあり、痛風患者におけるUA値の降下目標としても使用されています。 一方、血清中での溶解限界であるUA≧7.0mg/dLを閾値として設定することもあります。 本邦のガイドラ […]

  • 2022年11月3日
  • 2024年2月12日
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脂質異常症

今回は脂質異常症に関するまとめです。実は私も高LDL-C血症に対し薬物治療中の身です。本当に他人事ではないので、特に力を入れて勉強してみようと思います^^; 脂質代謝について  小腸の上皮細胞から吸収された中性脂肪、コレステロールはリポ蛋白にくるまれて輸送されます。カイロミクロンは腸細胞から産生され […]

  • 2022年10月27日
  • 2023年1月26日
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GLP-1受容体アゴニスト

GLP-1受容体アゴニストの作用機序 グルカゴン様ぺプチド(GLP-1)およびグルコース依存性インスリン分泌促進性ポリペプチド(GIP)は食事の摂取に伴い分泌されるホルモンで、総称してインクレチンと呼ばれます。主な作用として膵β細胞に作用し、グルコース依存性にインスリン分泌を促します。また、胃内容物 […]